食の安全が叫ばれる昨今、国産のお肉や国産材料の自家製惣菜をメインに取り扱っております。
営業時間:10:00〜19:00
定休日:日曜日
所在地 | 中郡二宮町二宮1316 |
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電話番号 | 0463-71-0401 |
最寄駅 | JR東海道本線 二宮 |
加盟商店街 | 北口通り商店会 |
4月2日、二宮町の県道沿いにある清水肉店が新装開店した。創業は昭和35年、近隣に広く知られた人気店である。肉全般はもとより、惣菜類や揚げ物が評判となり遠方からも来客がある。店舗が老朽化したため、一念発起し、二ヶ月間の工事を経て念願の新装開店にこぎつけた。
「よく売れるのはメンチカツや焼き豚です」と話すのは二代目の清水卓二さん。玉ねぎを多めに入れたメンチカツはお客に大人気なのだが、レシピはいたって普通だという。良質な肉の旨みが味の良さに繋がっているのだ。
元々、先代が豚肉の中卸をしていたことから肉店を始めたとのことで、今でも品揃えに強いのは豚肉である。「それも地元のものを極力置くようにしています」と清水さん。神奈川県産と「六白」という黒豚が主力だが、それをほぼ1頭がまるごとの状態で購入し自店で切り分ける。品質を確認しながら販売できる専門店の強みだ。
他、牛は相州和牛という湘南産の和牛、鶏は鳥取の大山とりを扱う。いずれも油質の良さや肉の甘さをもとに選んだ。
新店舗では、販売スペースも広がり、焼き豚を焼いているところなどをお客に見てもらえるようにした。
「食肉文化、地元の食文化を大切に笑顔で安心を届けたい」と話す清水さん。地元の生産者とも積極的に交流し、それを広げていくことに今後も力を惜しまない。
「かながわ商店街新聞平成25年4月号より」