お知らせ

第4回「かながわ商店街大賞」が決定。大賞は「六角橋商店街連合会」

2016年1月8日

~ 日 本 の 元 気 は 商 店 街 か ら ~
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神奈川県と県内の経済団体からなる「かながわ商店街大賞実行委員会」による、第4回「かながわ商店街大賞」が以下のとおり決定しましたので、お知らせします。
「かながわ商店街大賞」は、神奈川県内の頑張っている商店街の優れた取組みを表彰し、広く紹介することにより、あらためてより多くの県民に商店街の役割や魅力を知っていただくとともに、他の商店街の活性化の取り組みの参考としてもらい、県内の商店街全体の活性化に寄与することを目的とするものです。

(1) 応募数
17団体

(2) 受賞団体
大 賞
  六角橋商店街連合会:横浜市神奈川区
準大賞
  平間銀座商店街振興組合:川崎市中原区
特別賞
  藤が丘商店会:横浜市青葉区
  みどりとさくらの街さがみ野:座間市

(3)授賞式
平成28年1月6日(水)15:00~ ホテル横浜キャメロットジャパン

主催 かながわ商店街大賞実行委員会
(神奈川県・公益社団法人商連かながわ・神奈川県商店街振興組合連合会・一般社団法人神奈川県商工会議所連合会・神奈川県商工会連合会・神奈川県中小企業団体中央会・公益財団法人神奈川産業振興センター)

後援 神奈川新聞社 日本経済新聞社横浜支局 tvk(テレビ神奈川)

【問い合わせ先】
かながわ商店街大賞実行委員会
事務局:公益社団法人商連かながわ
電 話:045-633-5184

【講評詳細】

【大賞】
六角橋商店街連合会:横浜市神奈川区
《昭和レトロのイメージを活かし、多彩なイベントを仕掛ける》
 「商店街プロレス」など個性的なイベントで知名度をぐんぐん上げている商店街。昭和の面影を残す、約170店舗の商店で構成される駅前型の商店街で、メディアにもよく取り上げられている。
 18年前ほどは空き店舗ばかりの商店街だったが、平成9年に夜のフリーマーケットイベント「ドッキリヤミ市」を始め、古くて狭い通りをそのまま名物にしてPR。平成26年にはイベント開催100回目を迎え、今やライブパフォーマンス等で大いに盛り上がる地元の名物イベントに育て上げた。
 大日本プロレスとの連携による「商店街プロレス」は六角橋発祥で、横浜市内に広がっている。立地面等でのマイナスをプラスに変え、発展性のあるユニークなイベントを次々に仕掛ける取り組みは、他の商店街の模範となっている。

【準大賞】
平間銀座商店街振興組合:川崎市中原区

《イベント継続35年! 夏の縁日で地域住民と繋がる》
 JR平間駅に広がる約500メートルの商店街であり、毎年夏休みの2か月間に「ひらまぎんざサマーフェスタ」を開催。7週連続で土曜日の夕方に行う縁日イベントを35年も継続している、底力のある商店街。
 縁日は商店街のメンバーのみで行い、毎回、趣向を凝らした40店舗が出店。毎週違う内容のイベントを組み、サンバパレードや地元ミュージシャンのライブなどを行う。さらに毎年、新しいイベントを入れて、飽きられない工夫も欠かしていない。
 町内会やPTAなども警備等で手伝いをしてくれるなど、地域住民の方々も全面的に協力してくれている。地域になくてはならない「こどもたちの夏」を商店街が担っており、商店としても売上が低下する夏の時期に行う販売イベントとして、売上アップにつながる好例。

【特別賞】
藤が丘商店会:横浜市青葉区

《カルチャー講座や「汁まつり」などの企画で、個店をPR》
 田園都市線の藤が丘駅前に点在する商店でつくる商店会。集客型イベントではなく、お店に足を運んでもらうようなミニカルチャー講座や個店巡りのイベントを行い、新しい顧客開拓につなげている。
 商店街のメンバーも若く、ユニークなイベントの企画も多い。ミニカルチャー講座は、3年目で毎月から隔月で開催。「汁まつり」は、飲食店を巡り、汁物を食べ歩くと特典がもらえるスタンプラリー。
 個店の魅力を伝え、店主と地域住民の顔の見える取り組みは、商店が点在しているタイプの商店街の模範になる。

みどりとさくらの街さがみ野:座間市
《花いっぱいのエコな街づくりを、地域住民と一体となって行う》
 相鉄線さがみ野駅前から広がる商店街の通りに30か所もの花壇を設置し、「さがみ野街のガーデン」として、地域住民と共に美しい街並みをつくり出している。
 一つひとつの花壇の管理を地域住民の方々にお願いする「里親制度」で、地域住民から商店街に愛着をもってもらうことに成功しており、「花いっぱいのエコな街づくり」として15年間も継続。その結果、空き店舗が無くなり、活性化の要因になっている。
 この活動は、地域の学校や老人会、米軍厚木基地、市役所などを巻き込んでさらに広がりを見せている。